長い待ち時間に読みたい本をご紹介します♪
長い移動時間や病院などの待ち時間って何していますか?
なんとなくずーっとスマホを眺めたままだったり、通勤時間だったら音楽を聴いたり、YouTube、ゲームをしたりする人が多いのかな?
私はTwitterやらInstagramをチェックしていることが多いです☺️
でもスマホばかり見てると飽きてくるんですよね。
本を読みたいけど、電車での通勤や病院の待ち時間だと思わぬ所で中断しなければならない時もあるから、あまり集中、熱中しすぎる物語は待ち時間には合わないなあ、と個人的には思うので・・・。
今回は私の独断で選んだ、待ち時間にぴったりだと思う本を紹介していきまーす!
どこから読んでも、何度読んでも楽しめる、集中しすぎず気負わず読める、実際に通院していた時や通勤時間に読んでいた本です。
◆池波正太郎 「散歩のとき何か食べたくなって」
池波正太郎先生が実際に訪れた、馴染みのお店を紹介する本です。
とはいえ、ただのお店紹介のグルメ本ではありません。
今から40年以上前に書かれたエッセイですので、今はもう営業していないお店もあると思います。
当時のお店の心意気、池波先生の食への思い等々、とにかく美味しそうな食事描写、
昭和の情景。上質な短編を読んでいるようなエッセイです。
私はこれを読んで、資生堂パーラーに行ってしまいました(^^)
◆児玉清 「ひたすら面白い小説が読みたくて」
読書家として知られる児玉清さんが書かれた文庫の解説を集めた一冊です。
児玉清さんの作品への熱い思いが溢れていて、本好きとしては共感ばかり。何冊かは読んだことのある作品もあり、好きな物語だと嬉しくなってしまうし、未読の作品は、児玉さんの解説を読むと、読みたい本リスト入りがどんどん増えてしまう!
作品、作家へのリスペクトが伝わってくる素晴らしいレビューの数々。
児玉清さんの表現力、文章力、そして物語への思いが丁寧に綴られた、楽しい一冊です。紹介されているジャンルも様々なので、何を読もうか迷っている人、何を読んだらよいのかわからない人にもおすすめしたいな。
どこから読んでもOKなので待ち時間にぴったりですよー☺️
◆吉田篤弘 フィンガーボウルの話のつづき
ふわふわ浮遊したような不思議な世界観のお話です。
吉田篤弘さんの作品は、懐かしいようで新しく、知っているようで知らなくて、おしゃれでレトロでセンスがよいなあ、と思っているのですが、この物語はぼーっと電車に乗っているときに読みたいなあ。
知らない街に出掛けるときに連れていきたい物語です。
「世界の果てにある食堂」を舞台にした物語を書こうとする作家、物語の欠片、ビートルズのホワイト・アルバムを軸にした、16の短編集です。ゆるやかな気持ちのときにぜひ(^^)
心地よい静かな夜にもぴったりです☺️
入院中の方のお見舞いにもよいと思います🍀😌🍀
今回は私の独断で待ち時間にぴったりの本を三冊選んでみました!
短編集やエッセイは気負わずに読めるのでおすすめです☺️
集中しすぎず読書したいときって私はけっこうあるのですが、カフェでの待ち時間、病院、電車、など等。。
もしそういう時があれば!よかったら手にとってみてくださいね😃