2021年 9月の読了本まとめ
せっかくblogと読書垢を始めたので、毎月読んだ本の記録を残しておきたいと思います(^^)
読んだことは覚えていても、内容忘れたり、曖昧になってしまうことが多すぎるので、、、🤣
毎月続けられたらいいな。
❦2021年9月の読了本❦
『空色勾玉』荻原規子
何年かぶりの、何度目かわからない久しぶりの再読。
話の流れも結末も知っているのに、第六章「土の器」からの稚羽矢の凛々しさにときめく!
狭也が、謝るってどういう事かいまいちピンとこない輝の御子である稚羽矢に、丁寧に「謝る」とはこういう事なの…と説明する場面がとても好きなんだけど、久々に読んだ今回は、狭也が、豊葦原の美しさはいつも移り変わっていくところにある、と話すシーンがとてもよかったな。
読むたびに思うのは、漫画かアニメで空色勾玉を見てみたい……!
絶対素敵だと思うのです。
『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』桜庭一樹
こちらは何年も積んでいた本。
自分は人魚だという転校生とリアリストの主人公との出会い。
ふわふわしたタイトルとライトな語り口からは想像しづらい内容でした。
言葉にできない感情で、正直どう書いたらよいのかわからない。
現実は残酷だ。少女が現実と戦うには本当にどうしたらいいんだろう…。
曖昧な表現しかできないのがなかなかツライ。
上手く消化できそうにない、こういう気持ちになる小説は久々でした。
読むのを楽しみにしていた、エチュード!
4月から大学生になる美綾。家族はイギリス赴任で大学生活と共にひとり暮らしスタート。そんな時、迷い込んできたパピヨンに出会い、一緒に暮らす事になる。
美綾の大学生活はバタバタの幕開け。
怖い怖いと思ってるものの正体って、実は外ではなくて自分の心の中にあったりするんだよね。
パピヨンの姿をした八百万の神、モノクロと美綾の噛み合わないやり取りも面白かった。
八百万の神パピヨン、モノクロとの生活、大学生活にも慣れてきた、夏休み中心のお話。新キャラ登場。
ライトな感じに書いてあるけれど、内容はマニアックな気がするなあ。
個人的にはめちゃくちゃ興味のある話なので、私はとっても面白いけど。
本当のところはどうなのかわからないけれど、国津神は天津神に押し込められてしまったのか、譲り合い融合していったのか、、、等々。(私、考古学専攻です)
美綾のサークル、日民研に私も入りたいな〜!
第三曲も楽しみ😊✨
『楽園の烏』阿部智里
八咫烏シリーズ第二部。
第一部の完結編「弥栄の烏」から約20年後のお話。
いったい何があったんだ😭😭
出て来なかった人たちはどうしてるのか😢
亡くなったかのように書かれているあの人とか…
「玉依姫」から再読して、最新作の「追憶の烏」を読みたいと思います。
『ドミノin上海』恩田陸
とにかく面白くて笑いながら読んだ。
登場人物の名前もいちいち面白いし、、、「毛沢山」とか「蔡強運」とか😂
個人的にはイグアナのダリオがお気に入り!
長い作品だけど楽しすぎてあっという間に読んでしまった。
最後のシーンを映像で見てみたい!
前作「ドミノ」を読んだのはだいぶ前だけど、内容ほぼ忘れていて😥
これを機に再読しよう。
恩田陸作品はこういう感じがとても好きです!
『二百十番館へようこそ』加納朋子
就活で心が折れたニートが両親に家を追い出され、離島で暮らす事になる物語。
オンラインゲームの世界がリアルだった主人公が島の人との交流や、現実での出会い、生活を通して少しずつ変わっていく、爽やかで温かいお話でした。
心折れた時の現実での一歩って本当に勇気がいるけど、家族に甘えていられる時間も限りあるからね…
島の人がみんな優しくて、二百十番館にやって来た若者たちもたくましくなっていく様子がとてもよかった。
オンラインゲームの世界も優しい(^^)
元気になる物語でした!
9月に読んだ小説は7冊!意外とたくさん読めました。
感想はツイッターに書いたものをまとめています😉✨
漫画は、
『推しの子』1〜5巻一気読みしたよ😊✨
6巻楽しみだなー!
そして、blogにも感想を書いた、
『さめない街の喫茶店』
『人の息子』
こちらは本当に大切な作品になりました。
何度でも読み返したいです。
9月も楽しい読書時間を過ごせたと思う😊✨
ツイッターの読書垢の皆さん、それから拙いblogを読んでくださってる皆さん、ありがとうございます(^^)