急須でお茶をいれたくなる♪『茶柱倶楽部』
日本茶って、あまりにも身近すぎてちゃんとしたいれ方って人に説明できなかったりしませんか?
私も長らく雑に適当にお茶をいれていたひとりです。
そもそも急須のある家庭が少なくなっていたり、茶葉からいれる事も少なくなっていたり…。
この作品は、読書メーターでコメントくださった読書家の方からすすめていただきました。
読むと美味しいお茶を飲みたくなる、とっても素敵な作品です♪
堅苦しくなく、お茶のこと色々知る事もできるし元気が出る作品だと思うので、お茶好きな方はぜひ!
■あらすじ
主人公の鈴は老舗茶店の跡取り娘。
ある日駅で足を挫いたおばあさんを助けた鈴。
お礼に、、とおばあさんから貰ったお茶がとてつもなく美味しく、素晴らしいお茶だった。おばあさんの名前も聞いていなかった鈴。
出会った場所で毎日ウロウロして、近くにあった宝くじ売り場で聞き込みをして、ついでに宝くじを購入!
その宝くじが当選し、トラックを買い、移動茶店をする事にしたのだ😳
全国をのんびり巡りながら、お茶をくれたおばあさんを探す旅。
行った先でたくさんの出会いがあって、お客さんとのお茶を通した様々なエピソードがどれも素敵。
川根茶、掛川茶、奥久慈茶、加賀棒茶、朝宮茶、宇治茶、嬉野茶…。
1巻ではこれだけのお茶が登場します。
鈴の移動日本茶カフェ、茶柱倶楽部に立ち寄ったお客さんたちが、お茶をきっかけに少し笑顔になれるようなお話が多くて、読後感もよいです。
お茶の薀蓄も楽しいし、しまってた急須を引っ張り出してお茶いれようかな😊❣️って思ってしまう。
私は1巻の3話目、奥久慈茶のエピソードがとても好きです。
お茶を煎れる時間は手間じゃなく
心に休憩を知らせるスイッチ
っていうセリフが、あ〜素直にいいなあと。
私も疲れた時こそ無心で丁寧にお茶をいれたくなるので…。
心がざわざわしている時こそ、お湯を沸かして、茶葉を用意して、、
とお茶と向き合っているうちに気持ちも落ち着いてきます。
(お茶じゃなくて珈琲の時もあるよ。飲み物を丁寧に用意するって大事な時間だと思ってるのです。。。)
鈴はとにかくツイてる女の子で、前向きで素直で友達になりたい素敵な子です。
お茶をくれたおばあさんに再会することはできるのか…?
1巻だけでも充分楽しめる内容です😊
8巻で完結だよ✨
最近、日本茶カフェも増えてきましたよね。
日本茶はやっぱりほっとする味だな〜と思います。
なんとなく雑に適当にいれてしまっても、それなりに美味しく飲めたりするのですが、基本の手順通りに丁寧にいれてみると新しい発見があるかもしれません😊
茶葉によって、より美味しくいれられる温度、時間、いれ方…ほんの少し意識するだけでも違うと思うので…(^^)
そろそろ涼しくなってくると思うので、秋の夜長にゆっくりお茶を楽しむのもいいなあ、と思ってます(^^)
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ちょっと古い漫画だから紙の本は中古しかないのかもです…!