2022年2月の読了本まとめ✨
気がつけば3月も半ばになってしまいました!
2月はなかなか本が読めなくて、いつもより読了本は少なめです😭
今月も読んだ順に記録していきまーす。
❦2022年2月の読了本❦
◆北森鴻 『冥府神の産声』
脳死を巡る医療ミステリー。
読み応えありました。脳死は人としての死なのか?
状況が変われば、意見も信念もコロリと逆になってしまうかもしれない。
ずっしりとした作品でした。
不思議な少女、トウトがどこから来たのか…?とか、手術の事とか気になるところが謎のままだったのですが、それでもとても面白かった!
九条さん………😱
北森鴻先生の作品は映像で見たくなるなあ。
古い作品なので中古でしか手に入らないのが残念。
◆岩田徹 『一万円選書』
北海道の本屋さん、いわた書店店主の著書。
今はたくさんの人が岩田さんの選書を待っていますが、その一万円選書を始めてから軌道に乗るまでの長い道のり。
選書カルテの内容や岩田さんの仕事に対する真摯な姿勢が丁寧に綴られています。
実際に選んだ本の紹介もあり、本好きの人には楽しい1冊だと思う。
現在は一万円選書は抽選で、今もたくさんの方が岩田さんの選書を待っておられます。
私も応募してみたいな。
当選したら、選書の参考に書く選書カルテ…今の自分はどんなふうに書くだろう?色々考えて、それも楽しかった。確かに履歴書よりも本当の自分の事が伝わってしまうかも。
紹介されていた本の中に、自分の好きな作品が何冊かあって嬉しくなったり、これから読んでみたい作品もたくさんあり、本が好きな方はぜひぜひ読んでみてほしいな。
◆青谷真未 『読書嫌いのための図書室案内』
読書嫌いの主人公と本の虫の女の子が一緒に図書新聞を作る事になる、ほんのりミステリー仕立ての物語。
自分はどうして本を読むのか、読書が好きなのか、読まずにはいられないのか?色々考えた。
同じ作品を読んでも、読み手によって感想や解釈が違うのも面白いよね。。。
◆徳永圭 『帝都上野のトリックスタア』
大正時代の東京が舞台。
困り事を私書箱九九九に投函すると悩みを一掃してくれるという謎の組織、帝都の掃除人…。
2年前に失踪した姉の捜査を依頼する勇。
新興宗教やら元詐欺師、発明オタク、魅力的なキャラが盛りだくさんで面白かった〜!
漫画化とかアニメとか、実写化とかしたらとても良いと思う。見てみたい!掃除人メンバーの過去が気になるので熱烈続編希望です。
徳永圭さんの作品が、個人的にとても好みなので、皆読んでみてほしいな🥰
『カーネーション』『XY』
アンソロジー『この部屋で君と』に収録されている「鳥かごの中身」が大変好みなのです😊
再読した本
◆加納朋子 『カーテンコール』
岩田徹さんの著書を読んで、カーテンコールが紹介されていたので…
この作品は私も大好きです。
久々に再読しました…!
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今月は5冊読了!
なかなか読書が捗らなかった2月でした😭
3月は、、久しぶりに図書館に行って読みたかった本を借りたり、宝物のように思っている作品を再読したりしてます😆✨
ずーっと楽しみにしていた、村山早紀先生の『風の港』も発売されたので早くお迎えしたいなあと思っている今日この頃。
続きが読みたい! 美内すずえ『アマテラス』
美内すずえ先生といえば、ガラスの仮面の続きを心待ちにされている方も多いと思います。
私もその一人(*^^*)
でもね、個人的にもっと続きが気になるのが、『アマテラス』なんですよー。
大学生の冬に、古本屋さんで出会って連れて帰ってきてから何年過ぎたのでしょう……(確か1冊100円だった…!)
『アマテラス』は美内すずえ先生のSFスピリチュアルファンタジー漫画😂です!
月刊ムー民が好きそうなお話だよ!
◆◇◆(全く完結してないけど人によってはネタバレに感じるかも!)◆◇
主人公の千倉沙耶は子供の頃から不思議な能力を持つ女の子。時々不思議な出来事はあっても普通の日常を送っていた沙耶。
16歳の誕生日、大地震が起き、沙耶の眠っていた能力が目覚める!
過去生、光と闇の闘い、沈んでしまったムー大陸。少しずつ記憶を取り戻す沙耶。
沙耶はムー帝国の戦士、女神クシュリナーダだったのです。
かつて世界は今よりもっと高度な文明を築いていて、高度な次元に生きていた。地上は神に近い世界だった!
ムー帝国は、偉大なる創造神天帝ラ・ムー(←ムーの太陽らしい😳)の代理人としてムー帝国王をおき、民を治めていた。
皆仲良く平和に暮らしていたが、文明の発達と共に人々は神の教えを忘れて自己中に振る舞うようになり、権力をも求めて争い出す…😇
そして、天帝を忘れて別の神を崇めだす。
人々は富と権力、現世利益を与えてくれる別の神(正体は魔神だよ)に心を支配され、争いはエスカレートしていく。
そして、ムー帝国の神軍vs魔神との戦いは何万年にも渡り…
地球は荒れ果て、、、ついに天帝の怒りが下り…(隕石??)
世界は燃え、ムーは沈み、人類激減。
生き残った人々は世界中に散った
天帝が怒り、姿をかくされたあとが今の世界らしい。(けものの世)
神の最後の慈悲で、けものの世の末にムーの神軍の再来を約束された。神の民と言う名の国に神軍の戦士が再集結する、その時3つの宝を一つに集め、再び国を立て直す…その時が今だ〜
ヤマトはヘブライ語で「神の民」らしいよ。
かつての仲間は記憶を取り戻し、目覚め、ヤマトに集結しつつある😳
敵も闇の記憶を取り戻しているから、光と闇の戦いがまた始まる😱
しかしスサノオだけが行方しれずで…
スサノオとテレパシーで交信
沙耶を狙う魔神軍。
わかりやすく奇跡をおこす神のような、真逆のものに利用される少女。
前世の仲間、、、などなど、本当に盛りだくさんでめちゃくちゃ面白いのですが、話は全く進んでいません😱😱😱
私んちのアマテラス(*^^*)
1巻〜4巻プラス番外編があるよ!
4巻は2001年!
1巻…初版だわ😳😳😳
今気付いた!
昭和62年って………😳😳😳😳
番外編の続きのほうが気になるのだ…
この記事を書こうと思って検索してみたら、なんと昨年新装版が出たんですね‼
2021年11月24日にKADOKAWAよりアマテラス新装版1・2巻が同時刊行!
3巻、4巻は2021年12月24日刊行
そしてなんと、番外編「倭姫幻想まほろば編」も、
2022年1月24日に、1994年以来初の復刊だそうです!
本編よりも個人的に面白くて続きがめちゃくちゃ気になるのは番外編なんです!
◆◇◆◇◆
カメラマンの大庭直比古が、元伊勢巡りの取材中に不思議な出来事に遭遇。
カメラのフラッシュをたくと、過去にタイムスリップ?してしまう。
成り行きで「オオモノヌシ」を名乗ってしまう直比古。
トヨスキイリ姫が姪のヤマト姫に御杖代のお役目を託す場面に立ち会う(オオモノヌシとして😳)
夢だと思い取材を続ける直比古だが、夢の中でもヤマト姫の夢を見続け、、、夢の中で見た姫が幼少期に過ごした場所にたどり着き、、、
フラッシュをたくたび古代に行ってしまう直比古。
少しずつ成長する姫に懐かれ、ついついオオモノヌシとして姫を守ってしまう。
ヤマトに従わないトミノ一族とのいざこざに巻き込まれた!
というようなところで終わってるんですが…
続き、気になります…!!
トミノ一族の村「ツゲ」
元伊勢神社、都美恵神社。
近くだよ。
なぜヤマトと敵対するトミノ一族の村に元伊勢があるのか、という直比古の疑問、、私も気になるわ!!!!
どうなるんでしょうね?
想像力を働かせ、自分なりに続きを考えるのも楽しいかもしれません(笑)
私大学時代、考古学専攻だったんですよ〜
なので番外編は特に楽しく興味深く読んだんです。本編はスピ色がちょっと強めだし😂面白いけど。。。
自分の卒論のテーマが地方豪族と中央の関わり合いで、神話から掘り下げて書いたので、、
倭姫の元伊勢巡りもとても気になるのです。
直比古大ピンチの場面で終わってるので、美内先生、そろそろ直比古を助けてあげて…😭
新装版!!
買おうかしら🤣🤣🤣🤣
本編(*^^*)
連載時のカラー扉とかも収録されてるらしいです。
ずっとメルカリとかでもめちゃくちゃ高値で売られてたから、新装版嬉しいですね…!
私は古本屋さんでめちゃくちゃ安く手に入れてしまいましたが…
貴重本になってるのか(笑)全部初版だし…😳
月刊ムーが好きな人は絶対読んだら楽しいよ。
大学時代に、ゼミの友達とアマテラス読んでしばらくネタにした日々が懐かしい。
生きてる間に続きが読めることはあるのだろうか…😱
先生、いつまでも楽しみに待ってますね🥰
2022年1月の読了本まとめ✨
2月ももうすぐ半分過ぎちゃいますね😱
毎日あっという間です!
もうすぐ春がやって来る🌸冬が本当に苦手なので暖かい季節が待ち遠しいな🥰
1月はなんだかんだとバタバタしておりましたが、結構読書も捗りました!
初読み作家さんも何作か読みました😊
今月は読んだ順に記録していきまーす
❦2022年1月の読了本❦
◆米澤穂信 『本と鍵の季節』
今年の1冊目は米澤穂信氏から😊
穂信氏の作品は、いつもタイトルが素敵だな〜と思います。
図書委員の男子高校生二人が日常のちょっとした謎を解く連作短編。
賢い二人の男の子の会話も面白い。
内容は、なかなかほろ苦い結末なのですが、読後感は爽やかです。
なるほど、、本と鍵の季節を過ごした二人の青春。
やっぱり素敵なタイトルだと思う。
米澤穂信氏、直木賞おめでとうございます!黒牢城、早く読みたい🥰
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◆辻堂ゆめ 『僕と彼女の左手』
とても素敵なお話でした。
医大生の僕と、右手が動かない彼女。
お互いに惹かれ合うけど、彼女は何かを隠してる……?
静かで美しい物語。
左手だけでピアノを奏でるさやこが前向きで一生懸命で素敵です。
ピアノの演奏シーンもすごく良かった。
幸せな気持ちになれる作品。
◆村山早紀 『百貨の魔法』
2017年に単行本が発売されてすぐ購入して、読むのがもったいなくてずーっと積んでた作品です😳
村山早紀先生の作品が大好きなので、作品はだいたい購入してすぐ読むのだけれど、百貨の魔法はなぜか後回しにしてしまっていました。
今回ようやく自分の中で今が読むタイミング!となったので大切に読ませていただきました😊
魔法の猫がいるという、老舗百貨店の物語。
美しい言葉で丁寧に綴られた、温かな想いの詰まったお話でした。
昭和の時代から、時代がすっかり変わってしまっても変わらないものはあるよね。
奇跡というのは、誰かの優しい気持ちが起こすものなのかもしれない。
個人的に好きだったお話は、夢を昔に置いてきてしまった、靴屋さんのお話「シンデレラの階段」です。
作中に出てくる歌詞が素敵だし、夢を置いてきたまま大人になってしまった40代女子のほろ苦く切ない思いが、温かい気持ちに昇華されていくのがとてもよかったのです。
作中に出てくるデパートの屋上遊園地、今はなくなってしまったけど、地元の百貨店の屋上にはもう動いてないけど観覧車が残されていて、時々地上から見上げてます。
昔、乗ったことがあるんだよー。この観覧車🎡
屋上遊園地、とてもいいよね。好きだったなあ。🎠🎡
やっぱり早紀先生の作品は大好きです。
◆今村夏子 『星の子』
初読み作家さん。
新興宗教にのめり込む両親。次女のちひろの視点でサラサラ描かれる日常。私は他人だから、他人目線で見てしまうけど、ちひろは不幸な子では決してなくて、両親もちひろのことをちゃんと思ってる。
ちひろも両親が大好きなんだと思う。
だけどきっと揺れ動いていて…。
出ていってしまった姉、なんとか救い出そうとする親族、学校の友達。
最後の星を見るシーンは、色んな解釈ができそう。
面白いとかではないけど、一気読みしてしまう不思議な魅力のある作品でした。
読み終えてから映画化されてる事を知ったんだけど、キャスティングもイメージに合ってると思うから見てみたいな。
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◆青山美智子 『鎌倉うずまき案内所』
読書垢界隈でも大人気の青山美智子さんの作品。
初読みです!
はぐれた人を優しく導く不思議な案内所。
時代を遡る6編の物語。
私も「皆と同じ」にどうしても安心しがち。
でも、心の中の本当の気持ち、無理せず本当に好きで大切な事を見失わないようにしたい。
6編の中で特に「二〇〇一年 ト音記号の巻」が好きでした。
本当に心から話していて楽しいと思える友達に出会えたのに皆の目が気になって素直になれない、、中学生、十代の頃って本当に楽しいよりも、はぐれない安心感を優先してしまって、楽しいフリの毎日で、心の中はいつもひとり…みたいな気持ち、痛いほど覚えがあるよ。
私は大人になってからようやく心から一緒にいて楽しい友達にたくさん出会えたけど、,
他人目線じゃなくて、どれだけ自分自身を納得させることができるか、っていうのが本当に大事だし、ついつい、「普通は」「皆は」って言ってしまいがちなんだけど、「私」が楽しく、私が満足できる生き方をしたいと思った。
読み終えてからジワジワこの作品の良さが心に染みわたって来ます。
これからも読み返したい物語でした。
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◆降田天 『朝と夕の犯罪』
「偽りの春」の狩野雷太が出てきます。
シリーズ2作目なのかな?
とにかく内容が重い。
前半はアサヒとユウヒが再会するところから…
狂言誘拐、成功したかに見えた誘拐の結末。
家族の在り方、、、
アサヒとユウヒの生い立ちから、隠された真実は本当にやるせなく苦しい。
でも読み応えあるよ。
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◆時雨沢恵一 『キノの旅 the Beautiful World』
ずーっと気になっていた作品。長い事続いているシリーズなのですね。
その国だけのエグい常識。
正しさとはいったい何なのでしょう。
不思議な世界観、何度も読み返したくなる。
キノとエルメスの出会った「大人の国」
大人って何なの?
本当に矛盾に満ちた「大人」たち。
「平和の国」もなかなかエグい。
淡々とした語り口がくせになりそうです。
皮肉が効いた物語。
読み終えたあと色々考えちゃいます。
◆まさきとしか 『あの日、君は何をした』
息子の事故死で崩壊してしまった幸せな家族。
ページを捲る手が止まらなかった。
15年後の事件との繋がり、、
愛と狂気は紙一重なのかな。
最後に明かされる秘密にいちばんびっくりした。
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◆浅倉秋成 『教室が、ひとりになるまで』
学生時代特有のスクールカーストがとてもリアル。
同じ内容の遺書を残して三人が自殺してしまった、
「最高」のはずのクラス。
「皆」仲良くなんて難しいし、だけど本音を言い過ぎて「皆」から外れるのもしんどいし。
ほろ苦さ満載の青春ミステリ(特殊設定)
友達には離れていって欲しくないから、ついつい歩調を合わせちゃう。
そこに自分の意思はどのくらいあったんだろう
主人公の幼馴染みのセリフ、私にもたくさん覚えがあるよ😢
良かれと思ってしてきた事、皆のためと思ってしてきた事、立場が変われば真逆の感想になってしまったりする。
自分が「皆」側に居るときは、なかなか周りが見えなくなってたり、大多数が良いといえば少数派の意見はないものになったり、難しいね。
お互いを尊重し合って話し合えればいいんだけどね😭
1月の読了本は9冊でした。
漫画を全く読まなかった…。
2月は全然読書が捗りません😱
ようやく北森鴻先生の冥府神の産声を読み終わり…
一万円選書で話題の、北海道のいわた書店の店主、岩田徹さんの著書を読み終わりましたー。
積読本を減らしたいので、図書館と本屋さんにしばらく行ってないんだけど、そろそろ限界かも😂
今年もたくさん楽しい読書時間を過ごしたい!
最近仲間入りしたお皿&最近の色々😊✨
もう2月!
1月は特に何をしていたわけでもないのですが、なんだかあっという間に過ぎてしまいました…!
暇だったわけではないけど、たくさん本も読めました〜😆
また別記事で読了本まとめます✨
最近買ったお皿が素敵でお気に入りになったので、、
のせちゃおう🥰
美濃焼のお皿❣️
いただき物の焼きドーナツをのせました♡
楕円形のこのサイズのお皿は使い勝手抜群です!
マグカップは作家さんの作品でお気に入り🥰
新しいお皿を買うと嬉しい気持ちになりますね…!
料理もやる気出ます。
器は大切だなあと最近しみじみ思います。
今年は、昔好きだったコラージュとか手帳デコを再開したいなあ、と思っています。
インスタで見かける、素敵な手帳デコの投稿を眺めていたらウズウズしてしまって😂
シールやマステ、スタンプも上手に使って、コラージュノートを作成していきたいです!
セリアで買ったシール♡
かわいい❤
あと、先月は遠くに引っ越した大好きな友達とリモートお茶会をしました♡
ラインのビデオ通話で話しながらお茶飲んでただけだけど😂
顔見て話せるのはやっぱり嬉しいし楽しかったです!
引越し前は月一で会ってたので…😆
どれだけ話しても話足りない😂
海のきれいな場所に引っ越したので、夏に遊びに行くのがとっても楽しみなんです🏖
早く会いたいなあ〜!
リモートお茶会の様子笑
そんな感じに、色々あるけどまぁ穏やかな日々です。
今年はたくさんある積読本を少しずつ減らしたいと思ってます(^^)
2月もゆる更新だけど、読書記録だけは頑張るぞ😆
あとこれ、最近はまってる黒豆黒みつ茶。
とても美味しいです。
キャラメルほうじ茶も美味しかった♡
#2021年の本ベスト約10冊
気がつけば1月も半分以上過ぎてしまいました!
ブログ放置気味だけど、これだけは今月中に書いておきたいので、頑張ってまとめます😆
ツイッターの読書垢の皆様が、年末に投稿していた、
「#2021年の本ベスト約10冊」
読んでいるだけでも楽しくて、私も10冊考えよう…と思ったのですが…
数日考えてもなかなか選びきれず…
やっとの思いで選んだ10冊↓↓↓
#2021年の本ベスト約10冊
— もかみ (@kame707080) 2021年12月31日
バニラな毎日
キズナキス
追憶の烏
さよならの夜食カフェ
オルタネート
野良犬の値段
猫も老人も役立つでけっこう
灰の劇場
六人の嘘つきな大学生
エチュード春一番
桜宵#読書記録 pic.twitter.com/FSbtmDxHSv
賀十つばさ/バニラな毎日
阿部智里/追憶の烏
古内一絵/さよならの夜食カフェ
加藤シゲアキ/オルタネート
百田尚樹/野良犬の値段
養老孟司/猫も老人も、役立たずでけっこう
恩田陸/灰の劇場
浅倉秋成/六人の嘘つきな大学生
北森鴻/桜宵
2021年、最初に読んだのが「野良犬の値段」
百田尚樹の初ミステリーです。
これは面白かったんだよ〜。後半が特に。そして見事なエンディング。
笑顔になっちゃうミステリー。
百田アレルギーの人も面白い本が読みたければ読むといいよ。
さんざん迷って、正月だしいっか!と単行本を買いました😊✨
本当に面白い小説って、何度読んでも面白いんだよね。
結末を知っていても。
これはそういう物語でした。
私にとってはね!
そしてその後、仕事終わりに寄った本屋さんでさんざん迷って購入したのが、加藤シゲアキ「オルタネート」
美しい表紙がまず好きで、手に取ったらまだ未読なのにこれは好きなやつだ!と思ったので購入しました🤣
実際読んで、読み終わるのがもったいないくらい好きでした。
ソーダ水に、カラフルなラムネを落としたみたいな、シュワシュワした色鮮やかな物語。若くてキラキラした時代を思い出しました…
言葉選びが丁寧で表現が美しいなあと思う。
加藤シゲアキさん、昨年はオルタネート、チュベローズで待ってる、Burnの3冊を読みましたが、どの作品も好みでした!
面白さはチュベローズがいちばんだったんだけどね。
オルタネートは、キラキラしたもどかしい十代の頃に戻ったような、色んな気持ちを思い出したし、登場人物の皆のそれぞれの悩みや嬉しさ、そういうのがとてもリアルに感じて、昨年初めの方に読んだのに、ずっと心に残っている物語です。
とにかく好きなのは「バニラな毎日」「さよならの夜食カフェ」
この先何度も読み返すと思う。
古内一絵さんの、マカン・マランシリーズは自分にとっては宝物のような物語です。
そして昨年嬉しかったのは、大好きな北森鴻先生の、香菜里屋シリーズ、
旗師・冬狐堂シリーズがそれぞれ新装版、復刻版で発売されたことです。
先生が亡くなって10年が過ぎて、本屋さんで手に入りづらくなってしまった作品たちが、また本屋さんの棚に並んでいるのを見た時の嬉しさったら。
先生の作品は本当に面白くて、一生懸命作品を追っているときの訃報、本当に悲しかったです。
未だに蓮丈那智シリーズの「邪馬台」「天城越」読めないんです。終わってしまうのが嫌で😢
今年は、蓮丈那智シリーズの新装版、、、、出ないかな?
新潮社さん…お願いします🙏
古美術✕ミステリー
民俗学✕ミステリー
とにかく美味しそうな料理とちょっとした謎、
このワードに心惹かれる方には絶対おすすめなので、北森作品を未読の方はぜひぜひ読んでみてほしいな。
◆古美術✕ミステリーでは、「旗師・冬狐堂」シリーズ
店舗を持たない古美術商、宇佐見陶子が活躍するお話です😊
狐罠→狐闇→緋友禅→瑠璃の契り
昨年、徳間文庫さんから復刻版が出てます。
異端の民俗学者、蓮丈那智先生と助手の内藤三國が民俗学にまつわる謎を解決したり色々。
凶笑面→触身仏→写楽・考→邪馬台→天城越
新潮文庫です。
邪馬台はシリーズ初の長編。未完の遺作になってしまいましたが、パートナーの浅野里沙子さんが完成させました。
発売されてすぐに購入した、邪馬台と天城越、、、
いつ読めるんだろう。
浅野さんが引き継いで完成させた作品、読んだ方の感想は全く違和感なく読めたそうです。
新潮社さん、新装版出してくれないかなー
蓮丈那智シリーズ、本当に面白いのに中古でしか手に入りにくいんだもの。
◆美味しい料理✕ミステリー 「香菜里屋シリーズ」
三軒茶屋にあるビアバー香菜里屋のマスター工藤さんが活躍します。
出てくる料理がとにかく美味しそう。
花の下にて春死なむ→桜宵→蛍坂→香菜里屋を知っていますか
講談社文庫から昨年新装版が出ました🥰
他にも、普段は花師だけど絵画修復師としての顔を持つ佐月恭壱のシリーズ「深淵のガランス」→「虚栄の肖像」も好きです!
ファンの方の間では、「蜻蛉始末」「メイン・ディッシュ」
「暁の密使」が好きという声が多いみたい。
私未読なのです。メイン・ディッシュは購入してます😍
私もまだ未読の作品がたくさんあるので少しずつ揃えて読んでいきます!
今年は近々「冥府神の産声」を読む予定。
これからもどんなに時間が過ぎても、北森作品を読み続けていきたいと思っているミジンコファンです。
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陶子が本当にかっこよくて好き。映像化してほしかったな〜
私が最初に読んだ北森作品。
桜宵は香菜里屋シリーズ2作目です😊
結局北森作品が好きっていう話になってしまったけど、2021年、とても嬉しかったことでした。
10冊のなかで、桜宵だけ再読だけど、何度読んでも…、自分が年齢を重ねた事もあると思うけど心に染み渡る作品です。
今年は、蓮丈那智シリーズを読みすすめられるかな?
2021年12月の読了本まとめ✨
今年初ブログです!
2021年は、ツイッターの読書アカウントとこのブログのおかげで読書が楽しくなりました♡
ちゃんと記録に残すと、内容も忘れにくい気がします。
今年もゆるゆるとネットの海の片隅に防備録を置いて行きたいと思ってます🥰
お正月はニューイヤー駅伝から箱根駅伝と、駅伝を満喫して幸せでした〜😆✨
私陸上部で長距離やってたので、、今年も箱根は胸熱でした!
美味しいものたべてのんびりしてたけどそろそろ通常営業で頑張らなきゃね。
今年はより、好きなものを大切に暮らしたい。
では!12月の読了本まとめを記録していきます★
12月はいつもより少なめかも。
❦2021年12月の読了本❦
◆養老孟司 『猫も老人も役立たずでけっこう』
とっても面白かった!
意識を変えるのは外から入ってくる感覚。
頭の中だけではなかなか変われない。
自然の中で、考えずに感じる時間をもっと増やしたいし大事にしたい。
私も「意味」ばかり探してるかも。
猫を見習うべし。
自分が変わると世界が違って見えますから退屈しませんよ。
よく若い人たちが「退屈だ」とボヤいているのは自分が変わっていないから。それでいつも世界が同じに見えているんです。
人生は一回しかないんだから、「何回も生きてみよう」というふうにしたらいいじゃないですか。
そういう時に、変えてくれるのは感覚です。外から入れなきゃだめ、頭の中だけではなかなか変われない
世界は意味のないもので満ちている。
皆ちがうはずなのに、世界は同一化しようとしてる。
私も都会に魅力を全く感じなくなってしまったので、本当に面白くて興味深い内容でした!
なんで皆同じになろうとしてるのかな?ちょっとズレて見ると気持ち悪く感じることあるよね。
◆浅倉秋成 『六人の嘘つきな大学生』
話題になってる作品。
これは面白かったです!
IT企業の最終面接に残った六人が繰り広げる物語。
人の心って多面体だよね。裏もあれば表もある。
対人用に作り上げた表用の性格と本当の根っこの部分は違ってたり。
就活の面接ってなんなんだろうね。
皆よく見せようと多少は自分の設定盛ったりするもんね。
採用担当してる友人が、資格や経歴はもちろん大事なんだけど、普通にコミュニケーション取れる子がいちばんありがたいわって言ってたよ。
この作品、騙された、とか、意外な…とか感想をチラチラ見てたので、私は絶対騙されないぞ!みんなの嘘も見破ってやる!と意気込んで読んだんだけど、すっかりだまされました😂
真実を知ったあとに読み返すのも味わい深いかもしれない。
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◆相沢沙呼 『invert』
『medium 冷媒探偵城塚翡翠』の続編
また翡翠にあえて嬉しい😊✨
今回は倒叙ミステリ。あらかじめ犯人はわかっている。
完璧に仕上げたはずの犯罪を翡翠が追い詰めていきます。
個人的には倒叙推理小説があんまり好みではないのですが、これは面白かったです!
特に最後のお話、「信用ならない目撃者」はドキドキしながら読みました!相沢沙呼先生さすがだな。
いちばんびっくりしたのは、読了ツイートあげたらついたいいねの数😂
私フォロワーも多くないのに、1日で150近くいいねしてもらいました。
この作品の人気度合いがわかります。皆、翡翠ちゃん大好きなんだな♡
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◆阿部智里 『発現』
同じ幻覚が見えるようになってしまった兄妹と、兄の不可解な死の理由を調べる弟。
昭和40年と平成30年の物語が交互に語られ、やがて交わり辿り着いた結末は……。
八咫烏シリーズの阿部智里先生が書くホラー。
読み始めはだいぶ怖かったです。
読み進めて行くうちにわかってきた真実は、本当にやるせないものでした。こういう事はもしかしたらあるのかもしれない。
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◆萩尾望都 対談集『マンガのあなた*SFのわたし』
萩尾望都先生の70年代の対談集。
対談相手がめちゃくちゃ豪華!
手塚治虫、石ノ森章太郎、水野英子、小松左京、美内すずえ、寺山修司、松本零士
羽海野チカ先生との対談は語り下ろし。
萩尾望都作品は、数作品しか読んでないのですが、興味深く、楽しく読みました。皆さん博識で読書量が半端ない。作家同士の熱い会話が読み応えたっぷりでした。
作品の話ではないけれど、萩尾望都先生に一緒にビーズを買いに行きたいと言ってる羽海野チカ先生が可愛らしかった😊
まさかのハチクロの裏ラスト?にも言及されていて、そういうこともあるよね、、と。
◆僕のマリ 『常識のない喫茶店』
ブログにも書きましたが、共感の嵐でした。
ずっと心のなかで、わかる〜!と思いながら読んでた。
お客と店員は対等です。
接客業してると理不尽な思いをする事が多々あるのだけれど、本当は著者のように戦いたいのです🤣
語り尽くせないほど共感したし笑いました。
接客業の方はぜひぜひ♡
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12月はバタバタ忙しくあんまり小説は読めず…
でも最高すぎるエッセイに出会えました😊
再読
◆吉本ばなな『キッチン』
漫画
◆田村由美『ミステリという勿れ10』
楽しみにしてた〜!
◆かまたきみこ『KATANA』
2巻面白かった!
こんな感じの12月でした。
今年も読みたい本たくさんあるので、のんびり読書していきたいです😊
2021年買ってよかったBEST3
今週のお題「買ってよかった2021」
気がつけば、2021年も終わりが近付いてきましたね〜。
今年は全然大きな買い物をしなかったんだけど、買ってよかったものはたくさんあります。
買ってよかったものって、私は本がいちばん多いんだけど、今回は本以外で買ってよかったものの記録を残しておきまーす。
2021年買っていちばん買ってよかったものは…
前からずーっと気になっていたマグカップ。
4色買いました。2つはプレゼントに🎁
ネイビーとベージュを我が家用に。
持ち手の幅が広くて持ちやすく、つるんとした感じ、丸くないカタチ、全て素敵なカップです。
このカップで珈琲を飲むと美味しく感じるんだよ😊❣️
ネイビーはカフェオレをいれるとまた映えます。
波佐見焼、素敵な器が多くて少しずつ集めていきたいし、長崎に遊びに行けたら、ぜひぜひ波佐見町を訪れたい!
小さなことかもしれないけど、このマグカップのおかげでお家で珈琲を飲む時間がとっても楽しくなりました。
なので今年の優勝。
楽天の器の華 まるふくさんで買いました😊
2番目に買ってよかったものは…
SALONIAのストレートアイロンです♪
これな〜もっと早く買えばよかった。
Amazonのセールでめちゃくちゃ安く購入させて頂いたのですが、使い心地最高。
立ち上がりは早いし、軽いし、コンパクト。
ボブ〜ショートの人は持ってると絶対いいよね。
後れ毛巻くのも巻きやすくていいと思う。
私の髪質は直毛で柔らかめ。今まで鎖骨ラインの長さだったので、32cmと26cmのアイロンがあればまぁよかったんです。
個人的に巻きがないと地味子に拍車が掛かるので…
その後顎ラインのボブにしたんだけど、カールアイロンだと巻きすぎちゃうな〜と思う時があって。
そして最近、インスタでいいなあ〜と思った美容師さんにお願いする事になって、ショートよりのボブにしてもらいました。
美容師さんのインスタ投稿って本当に参考になるんだ。
リアルお客様カットとか、ビフォーアフターとか。
普段のお仕事から、巻き方レクチャー動画、セットの仕方とか、いつも楽しく見させてもらってたんだけど、その中でおすすめにあがってきた美容師さんの投稿のスタイルが本当に好みで。速攻で予約しました!
美容院変えるのも久々でドキドキしたけど、本当に素敵な今時ショートボブにしてもらえました🥰❣️
巻いても巻かなくてもオッケイな髪型なんだけど、巻くとまた雰囲気変わるしかわいい❤
短いと、カールアイロンよりも断然ストレートアイロンのほうが巻きやすい!
熱を加えると髪の艶感もアップするし、カールアイロンだと時々手が滑って、熱ッってなる事あると思うけど、ストレートアイロンならまずないし…不器用な人も安心w
美容院も思い切って変えて本当によかった。
担当スタイリストさん、すごく優しくてかわいくて、お仕事は丁寧で、勉強熱心。また切ってもらうのが楽しみ😆❣️
3番目に買ってよかったものは…
5.5煮物鉢です♡
直径約17cmの中鉢なんですが、この大きさとても使い勝手が良くて、食卓に登場する機会が本当に多いです!
丼ものもオッケイだし、スープ、サラダ、カレー、汁気の多い炒めもの、などなど。
困った時にちょうど良い大きさで大活躍してれます。
お昼にお茶漬け食べたり、ミニ丼作ったり。
買ってよかった!
これは美濃焼。
雑貨屋さんで買いました〜。
住んでる場所が、中部地方なので、美濃焼、瀬戸、萬古焼、常滑焼はけっこういつでも訪ねて行けるのでありがたや。
美濃焼も好みの器が多くて。この中鉢も意外と、和、洋、中どんな料理も合います♡
器は毎日使うものだから、お気に入りがたくさんあると嬉しいです。
料理上手な友達のお家でよくお昼をごちそうなるんだけど、彼女のお家のお皿が本当に素敵なものばかりで、今は洋服より器がほしいよね♡っていう話で盛り上がる(笑)
家もだけど、彼女のお家もブルー系のお皿が多くて、料理も映えるなーと個人的には思います😊
これもほしいやつ🥰✨
今年のお気に入り、どれも心から買ってよかったものたちです。
来年も、本当に好きで、そばに置きたいものに出会えるといいなあ。
今迷っているのは蒸籠です!
蒸し料理作りたいなー。
あとはハンドミキサー。
面倒なケーキを焼きたいから😆
購入するかはまだわからないけど、迷うのも楽しみです。
今年も振り返れば色々あったけど良い1年でした〜!
このブログは、最初は趣味の副業プロモ記事の練習に使おうと思ったんだけど、すっかり自分の防備録になってしまった😂
でもそれでいっかな〜。これからも好きなことを書いていきます!
読書記録多めだと思うけど。
たくさんの人に見てほしいとか、全く思ってないただの防備録だけど、見ていただいた方、コメントくださったり、スター★を押して頂いたり、すごく嬉しいです!
こんな拙いひとり言ブログに、ありがとうございました😊
年内の更新はしない気がするので…
また来年もゆるく楽しくブログ書いていきたいと思います🥰
12月の読了本まとめも来月更新するよー