2022年2月の読了本まとめ✨
気がつけば3月も半ばになってしまいました!
2月はなかなか本が読めなくて、いつもより読了本は少なめです😭
今月も読んだ順に記録していきまーす。
❦2022年2月の読了本❦
◆北森鴻 『冥府神の産声』
脳死を巡る医療ミステリー。
読み応えありました。脳死は人としての死なのか?
状況が変われば、意見も信念もコロリと逆になってしまうかもしれない。
ずっしりとした作品でした。
不思議な少女、トウトがどこから来たのか…?とか、手術の事とか気になるところが謎のままだったのですが、それでもとても面白かった!
九条さん………😱
北森鴻先生の作品は映像で見たくなるなあ。
古い作品なので中古でしか手に入らないのが残念。
◆岩田徹 『一万円選書』
北海道の本屋さん、いわた書店店主の著書。
今はたくさんの人が岩田さんの選書を待っていますが、その一万円選書を始めてから軌道に乗るまでの長い道のり。
選書カルテの内容や岩田さんの仕事に対する真摯な姿勢が丁寧に綴られています。
実際に選んだ本の紹介もあり、本好きの人には楽しい1冊だと思う。
現在は一万円選書は抽選で、今もたくさんの方が岩田さんの選書を待っておられます。
私も応募してみたいな。
当選したら、選書の参考に書く選書カルテ…今の自分はどんなふうに書くだろう?色々考えて、それも楽しかった。確かに履歴書よりも本当の自分の事が伝わってしまうかも。
紹介されていた本の中に、自分の好きな作品が何冊かあって嬉しくなったり、これから読んでみたい作品もたくさんあり、本が好きな方はぜひぜひ読んでみてほしいな。
◆青谷真未 『読書嫌いのための図書室案内』
読書嫌いの主人公と本の虫の女の子が一緒に図書新聞を作る事になる、ほんのりミステリー仕立ての物語。
自分はどうして本を読むのか、読書が好きなのか、読まずにはいられないのか?色々考えた。
同じ作品を読んでも、読み手によって感想や解釈が違うのも面白いよね。。。
◆徳永圭 『帝都上野のトリックスタア』
大正時代の東京が舞台。
困り事を私書箱九九九に投函すると悩みを一掃してくれるという謎の組織、帝都の掃除人…。
2年前に失踪した姉の捜査を依頼する勇。
新興宗教やら元詐欺師、発明オタク、魅力的なキャラが盛りだくさんで面白かった〜!
漫画化とかアニメとか、実写化とかしたらとても良いと思う。見てみたい!掃除人メンバーの過去が気になるので熱烈続編希望です。
徳永圭さんの作品が、個人的にとても好みなので、皆読んでみてほしいな🥰
『カーネーション』『XY』
アンソロジー『この部屋で君と』に収録されている「鳥かごの中身」が大変好みなのです😊
再読した本
◆加納朋子 『カーテンコール』
岩田徹さんの著書を読んで、カーテンコールが紹介されていたので…
この作品は私も大好きです。
久々に再読しました…!
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今月は5冊読了!
なかなか読書が捗らなかった2月でした😭
3月は、、久しぶりに図書館に行って読みたかった本を借りたり、宝物のように思っている作品を再読したりしてます😆✨
ずーっと楽しみにしていた、村山早紀先生の『風の港』も発売されたので早くお迎えしたいなあと思っている今日この頃。